要件図
要件図は、要件とそれらの相互の接続、および他の文書化された要素との接続の視覚化を提供します。モデリングの仕様は、SysML v1.6で定義されたものに従います。
要件のレンダリングは簡単です。
Code:
構文
要件図には、要件、要素、および関係の3種類のコンポーネントがあります。
各定義の文法は以下に定義されています。 <word>
のように角括弧で囲まれた単語は、オプションが表に詳述された列挙キーワードです。 user_defined_...
は、ユーザー入力が予想される場所で使用されます。
ユーザーテキストに関する重要な注意点: すべての入力は引用符で囲むこともでき、囲まないこともできます。例えば、Id: "ここに例があります"
とId: ここに例があります
の両方が有効です。ただし、ユーザーは引用されていない入力に注意する必要があります。別のキーワードが検出されると、パーサーは失敗します。
要件
要件定義には、要件の種類、名前、ID、テキスト、リスク、および検証方法が含まれます。構文は以下の通りです:
<type> user_defined_name {
id: user_defined_id
text: user_defined text
risk: <risk>
verifymethod: <method>
}
タイプ、リスク、方法は、SysMLで定義された列挙です。
キーワード | オプション |
---|---|
タイプ | requirement, functionalRequirement, interfaceRequirement, performanceRequirement, physicalRequirement, designConstraint |
リスク | Low, Medium, High |
検証方法 | Analysis, Inspection, Test, Demonstration |
要素
要素定義には、要素名、タイプ、および文書参照が含まれます。これらの3つはすべてユーザー定義です。要素の機能は軽量化を意図していますが、要件が他の文書の一部分に接続されることを可能にします。
element user_defined_name {
type: user_defined_type
docref: user_defined_ref
}
関係
関係は、ソースノード、宛先ノード、および関係タイプで構成されます。
それぞれは、以下の定義形式に従います。
{name of source} - <type> -> {name of destination}
または
{name of destination} <- <type> - {name of source}
「ソースの名前」と「宛先の名前」は、他の場所で定義された要件または要素ノードの名前である必要があります。
関係の種類は、contains、copies、derives、satisfies、verifies、refines、またはtracesのいずれかです。
各関係は図の中でラベル付けされます。
大きな例
この例では、図のすべての機能を使用しています。
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